はまー in Asia

投票率を上げるのが、国を良い方向に動かす最初の一手。(参院選に関連して思うこと)

投票行って来ました。

今回の自分の中での争点は、憲法改正案。
まず96条を変える、ってのは邪道だと思います。
国際的に比較しても過半数で憲法変えられる国なんてそんなに多くない。
憲法を改正したかったら両院三分の二をその都度獲得すればいい。
そんなにコロコロ憲法が変わったら色々大変でしょうが。
政治家が近視眼的になってる証拠だと思います。

にしても投票率低いなあ。(午後14時現在22.6%とか)
きっと若者の投票率ほんとに低いんだろうなあ。

現行システムではダメなんだろうね。
選挙のシステムと言うよりは政治全体のシステムが。

ネット投票のシステムを整備するのは多少は意味があると思うんですが、
それで投票率が本当に上がるかは疑問。
投票したい人は行きますからね。どうにかして。
高校に行かない人間なんてほとんどいないこの日本で、
投票の重要性を理解しない人がたくさんいるのはやっぱり教育に問題があるとしか思えない。

そもそも選挙なんていらないのか…?
なんて思ってしまったりもするレベル。

官僚に任せておけばいいというのが日本の政治だったわけですが、それで現在みたいな投票になんて別に行かなくてもいいんじゃね?という形になっているのであれば本当に問題。

若年層の投票率が低いのは、現行だと固定票と呼ばれる人たち(農家とか建設業とか創価とか)が、老人が多いということもあるな。

・税金をたくさん納めているサラリーマンは、政治にあまり興味が無い状態に放置されているほうが政治屋にとって都合がいい。
・投票率が低い現状が放置されているのは政治をしている方が政治屋にとって都合がいい。
⇒そのほうが自民党が受かりやすい。

ということか。

やっぱり、沢山の人が投票に行く、というのが正常な状態だと思う。
義務化してもいいんじゃないかというレベル。そしたら考える機会も出てくるでしょう。
「行かないのも自由」ってのは、社会的弱者を切り捨ててるとしか思えない。
国を変えるならばそこからかなあ。


政治制度のシステムについては考えても考えきれないところですね…。古代ローマから、どの国もしかり。永遠のテーマだなあ。

奇跡のリンゴ、風立ちぬ

映画を2本見たのが人生初だったので記念に。

『奇跡のリンゴ』★★★★★
本当によかった。感動。見てる時間が終わらなければいいと思う映画。飲み物飲むのも忘れるくらい。邦画っていいよね。無農薬リンゴ食べたい。

『風立ちぬ』★★★★☆
とても綺麗な映画だった。確かに面白い。感動した。が、阿部サダヲ菅野美穂のの人間くささ(奇跡のリンゴ)を見たあとでは物足りない気分だったりして。比べるもんでもないんだけどさ。とりあえずジブリだけどお子様向けではないのでご注意を。

人生でも上位に位置づけられるであろう映画を同日に。
奇跡のリンゴは史上最高といっても過言ではない。

ホントは今日海に行く予定だったんだけどドタキャンされてなくなって、残念だったんだけど転じて良い土曜日になったので良し。

明日は参議院選挙だ。若者よ、票を投じよう!
Let's bump your opinion by vote guys!

『知の逆転』吉成真由美-book-拝読中

まだまだ最後まで読んでいないが、2人めのノーム・チョムスキーさんの本はいくらでも読みたいと思った。
しかしながら、彼の言うには

片端から論文を読むような愚行は優れた人の行うことではない

ということだ。何が重要で何が重要でないかを知っているから、選択ができるということ。
この言葉はまた、

創造性こそが人間の発展に必要である

ということにもつながる。彼の本をいくら読んだ所で彼を超えることはできないということか。
インターネットはやはりツールでしかない。なぜならばそれはやはり一人用のツールであるからということ。共同でやることを画策するのであれば、今現在はやはり直接会ったほうがよっぽど良い。
ここは解決されつつあると自分は思っているのだが。個人と個人が身分を明かしてインタラクティブに交流することができてきている昨今、創造性を持った議論ができるようにはなってきているようだし。
なんにせよ、ものは使いようということだな。
自分の興味で学習したことは頭に残る。大学受験時に勉強したことは年をとった時に忘れているのだそうだ。ノームさんいわく、「ブラックホール」だということ笑

同情疲労

メディアが報道する貧困や紛争の多さに私達はある意味うんざりしている。その巨大さゆえに、そこに対して努力することを辞めてしまう。
そして辞めてしまったひとは自分を肯定するために、少しずつでもそう言った活動を行っている人を偽善者呼ばわりするのだ。

貧困解消のための条件

グラミン銀行の成し遂げたことをヒントに、貧困からの脱出方法を探ってみる。

バングラディシュではうまくいったマイクロクレジットであるが、
アフリカ諸国などではうまくいっていないということを聞く。
結局債務不履行が行われてしまうことが一番の問題らしいが、
では、その根本原因はやはり教育の不足による道徳の欠如等なのであろうか。

まずこの過程に基づいて考えてみる。

経済発展のために必要な物は以下のとおりらしい

「Global Economic History : A Very Short Introduction」『豊かな国と貧しい国』

・内国関税の廃止と交通インフラの建設による国内市場の統一
・自国産業を保護するための、対外貿易関税の設定
・通貨を安定させ産業投資資金を供給するための銀行の設立
・労働力人口の質を高めるための教育施策

まず国内市場の統一、交通インフラについてはよくわからないが整備されつつあるのではないだろうか?…車もないところだとそうはいかないか…。広いしなあ。

体外貿易関税、これは国によるか。でも実際日本は不平等条約の中でも発展できたので、現代においてはそれ以上のことはないかと思う。まあとにかく自国の産業が成り立つようにしようということだ。
これはグラミン銀行の発想に通ずるところがあると思う。地産地消をちょっと拡大したくらいの範囲でお互いがビジネスをすることで経済効果がかなり見込まれる。

通過を安定させて投資を可能にするための銀行の設立。
グラミン銀行そのものが代替できることを証明している。

教育。これは日本の場合は兼ね備えていた。というところにアフリカ諸国との違いがあると思う。


と、いうことで、銀行が金を貸してくれることを前提とすると(マイクロクレジットなどで)
・国内市場の阻害要因を排除すること(紛争、犯罪など)
・教育を充実させること
が必要になってくると考えれられる。
(少し話が飛躍しているようなので後で書きなおしたりしたい。)

紛争、犯罪などを排除し、更に考えてビジネスを行える実業家を育てること。
⇒これを一手に担うのが教育だと考える。

ただ、教育といってもその分野は多岐にわたるので、
その辺りを改めて考えて行きたいと思う。

貧困について

現時点の知識をまとめてみる。

  • 貧困からの脱出

余裕がいる。

まず余剰資金で効率化。
ギリギリだとそれができない。
貧乏暇なしってことね。

貧しい人々に余剰を与えてさらに買うものを与えなければ生活は向上しない。

  • なぜ発展しなかったか

余剰があっても交換するものがなかったので自給自足していた。

日本は資源がなかったから発展した。技術追求するしかなかったのである。

  • 負のスパイラル

低賃金が輸出価格を抑え、低価格が賃金を抑えている。ココア。
失業率が高いために機械化の必要がない。

低賃金が戦争兵士を生み出し、戦争によって経済が阻害される。

  • big push

製鉄
製造
耐久財の消費

日本の発展の三本柱

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