はまー in Asia

アウトプットを出すために必要なのは、(ポジティブもしくはネガティブな)理由と、環境。

普段お世話になっている上司に「アウトプットを出さないとビジネスマンとして価値はない」と言われて、実際これはその通りなんだけど、それが出てくるシチュエーションによって受け取り方は変わってくる。今回は非常に耳に痛かった。
そもそも、僕のアウトプットのレベルが非常に低かったのが原因で、上司はその理由を淡々と聞いてきた。
自分でも本当に不甲斐ないんだけど、主な理由を掘り下げていくと、

1.アウトプットのために時間を割いていない
2.インプット、もしくは関係のないことをする時間が多すぎる
3.アウトプットをする気がない
4.そのアウトプットがどこにどう繋がるのか、という具体的なイメージの欠如

という感じになった。

これが社外の人間に対してであれば、4のところで、穴を開けるわけにはいかないという意識が働くのでそれを仕事として処理するインセンティブが働く。
ただ今回、上司に要求されているものが漠然としていたことも相まって、自分のサボりグセが発動。
「このくらいでいいか」
というレベルさえ到底及ばないものを引っさげての上司との会議。
結果、上司の反応は、「これまで何してたの?」
という冷ややかな呆れ。

その段階に来て初めて「ヤバイな」と感じる自分は、完全に甘えており、想像力の欠如していた人間でした。
流石に平謝りする自分。
ただ上司は冷静で、上記の理由を問いただした上で、
「謝る必要もない。次に出してくれればいい」
と来週のMTGを改めて設定したのみ。

これまでも何度か同じような言葉を受け取っていたことを改めて自覚した。
その度に同じ轍を踏む愚行を繰り返してきたので、戒めも込めてこのエントリを書いている次第。

さて、上記は「アウトプットを出さないとどうなる」というネガティブな話だが、もっと重要なものもある。
それは「アウトプットを出せばこうなる」というポジティブなイメージ。
アウトプットの積み重ねの先にどういう未来が待っているか、ということをもっと強く考えてイメージするべきだと感じた。

でも未来のことは実際わからないもので、その場その場でアウトプットをする理由を作るのも大変だし、時間もかかる。
結局、未来のことは定期的に考える程度にとどめ、その軸に沿ってアウトプットを出す、という眼前の課題にしてしまうのが最適な仕事の方法ではある。

よく言われること、本にも書いて有ることだけど、結局
「それをやらざるを得ない環境を自分で作ること」
が1番の解決策なんだと感じた。

「適当にやっててもどうにかなる」
という自分の仕事のレベルのハードルが低くなっていることを実感した今回の出来事。

まずは仕事時間と環境の確保から。自分なりにルールを作ってみることだと思う。
最近自由にしすぎてた。自分で縛りに行かないと。

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