ぼくがかんがえたさいきょうのお金儲けの仕組み
最近考えることに、お金の儲け方、というのがある。会社の新規事業なんかを考えたりしていると、どうやってマネタイズするのか?という所に、本意でなくともやはり思考が及ぶ。
さて、一番儲かるビジネスとはなんだろう?
僕の出した答えは、金融だ。
世の中は、個人にしろ法人にしろ、お金を媒介にして回っている。この、「みんなが使える道具」を供給するというモデルは非常に強い。
例えば、古い話だが、ゴールドラッシュの時に儲けたのはジーンズやツルハシの会社だったという。最近の話でいえば、AIが持て囃されてまともにマネタイズが出来ているのはGPUを扱う会社だったり、サーバー会社だったりするのである。
金鉱脈を発見するのも、AI事業をマネタイズするのも、おそらく一部の限られた人たちだろう。そこには博打が伴う。
だが、そこに使う道具を供給すれば、安定的かつ莫大な利益が得られる。
また、FacebookなどのSNSもそういう風に捉えられる。
コミュニケーションという「誰もが求める鉱脈」を発掘するためのツールだからだ。
そういった意味では、今の世の中の(ほぼ)何とでも交換可能な、お金という「非常に便利な誰もが欲しがる道具」を扱う事業は、儲かるに違いないのだ。
と、ここまでが今日の思考の帰結。
原理原則的には、「みんなが使う道具」を扱えば儲かる。
ところで
その昔、いや、割と最近まで僕は金融屋が嫌いだった。何故か?彼らは何も生み出していないと思っていたからだ。
大衆から利子を取って搾取する資本主義の権化。自分達では何も生産しない寄生虫。そんな風に見なしていた。
続く……