はまー in Asia

貧困解消のための条件

グラミン銀行の成し遂げたことをヒントに、貧困からの脱出方法を探ってみる。

バングラディシュではうまくいったマイクロクレジットであるが、
アフリカ諸国などではうまくいっていないということを聞く。
結局債務不履行が行われてしまうことが一番の問題らしいが、
では、その根本原因はやはり教育の不足による道徳の欠如等なのであろうか。

まずこの過程に基づいて考えてみる。

経済発展のために必要な物は以下のとおりらしい

「Global Economic History : A Very Short Introduction」『豊かな国と貧しい国』

・内国関税の廃止と交通インフラの建設による国内市場の統一
・自国産業を保護するための、対外貿易関税の設定
・通貨を安定させ産業投資資金を供給するための銀行の設立
・労働力人口の質を高めるための教育施策

まず国内市場の統一、交通インフラについてはよくわからないが整備されつつあるのではないだろうか?…車もないところだとそうはいかないか…。広いしなあ。

体外貿易関税、これは国によるか。でも実際日本は不平等条約の中でも発展できたので、現代においてはそれ以上のことはないかと思う。まあとにかく自国の産業が成り立つようにしようということだ。
これはグラミン銀行の発想に通ずるところがあると思う。地産地消をちょっと拡大したくらいの範囲でお互いがビジネスをすることで経済効果がかなり見込まれる。

通過を安定させて投資を可能にするための銀行の設立。
グラミン銀行そのものが代替できることを証明している。

教育。これは日本の場合は兼ね備えていた。というところにアフリカ諸国との違いがあると思う。


と、いうことで、銀行が金を貸してくれることを前提とすると(マイクロクレジットなどで)
・国内市場の阻害要因を排除すること(紛争、犯罪など)
・教育を充実させること
が必要になってくると考えれられる。
(少し話が飛躍しているようなので後で書きなおしたりしたい。)

紛争、犯罪などを排除し、更に考えてビジネスを行える実業家を育てること。
⇒これを一手に担うのが教育だと考える。

ただ、教育といってもその分野は多岐にわたるので、
その辺りを改めて考えて行きたいと思う。

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