はまー in Asia

ヤンゴンで2週間経過。はまーランキングTop10

久々のブログ更新となりまして。恐縮であります。 はまーです。  

<ブログ名変更しました> 新ブログ名:はまーという芸術  

これは最近読んだ本、こんな風に生きたいと思わされた、岡本太郎さんの 『自分の中に毒を持て』 の一節、

”ぼくが芸術というのは生きることそのものである。 人間として最も強烈に生きる者、無条件に生命をつき出し爆発する、 その生き方こそが芸術なのだということを強調したい。”

という言葉に感銘を受けたからつけるわけです。

このブログは、僕の人生そのもの。ということはこのブログは芸術でなければ云々。。。

はい、どうでもいいですよね。

 

以下、本題の近況です。  

<1月23日〜2月5日> ヤンゴンへ来て、早くも二週間が経過!時がすぎるのは早いものです。

生活に慣れるので手一杯。というわけでもないのですが、 ネットと現実で情報収集しつつ、現状の仕事と将来のことを考えて動く。 というのをフルスロットルでやっているので、睡眠の深いこと深いこと。 情報量が多くて脳が処理するのが大変なんですね。

人生でもものすごい充実した2週間の一つだと思います。

 

<はまーランキング> 二週間のことをつらつらと書いていたらきりがないので、この二週間であった ヤンゴンでの事件、気がついたことをカウントダウンランキング形式で書いてみます。 各ランキングの内容は別記事に書くことにします。というのも、まだ書いていないからです(汗)

それではどうぞ!  

第10位:渋滞がひどい →昼間はほんとひどいです。     第9位 :タクシーが高い →渋滞で時間がかかると言ってぼったくってきます。たまにバス使ってます。     第8位 :家のトイレのドアが壊れた →まだ直ってないです。     第7位 :思ったより通信環境が悪くない。 →ブログとかfacebookとか全然問題無いです。でも基本スマホからになりますね。     第6位 :日本食レストランが多い →ちょこちょこ付き合いで行ってきたんですが、結構クオリティ高いところも。もちろんお値段も高いですけど。     第5位 :IT業界が盛り上がっている →barcampYangonってのに参加してきました。ある意味ではアジアのシリコンバレーを期待したくなる! 最近ではミャンマーベンチャー企業シリコンバレーから投資があったらしいです。     第4位 :意外と暑くない →今の時期、一番涼しいらしいんです。朝晩は若干肌寒いくらい。 →今後3〜5月が一番熱くなるんだとか。恐ろしや。      

さて、栄えあるTop3は!?      

第3位 :女の子が可愛い →若い子が多いということも原因の一つだとは思いますが、それでもやっぱり平均的にレベル高いです。      

第2位 :ローカルの飯が美味い →お昼ごはんはだいたいローカルのご飯なんですが、適当な屋台とかレストランの飯がめっちゃ美味いです。 →今後も記事をちょくちょくあげていこうと思います。      

そして第1位は。。。                

第1位 :お腹壊した →飯がうまくて調子乗りました。どうやらマンゴーサラダが原因だという噂。 →やっぱりナマモノは気をつけないとなあ。体調管理大事です。  

どうでしたか? なんとなくヤンゴンでの暮らしの感じがわかったでしょうか。

もっとヤンゴンのことを発信していかないと。と思います。 今自分が日本人に対して出せるバリューはそれくらいだからです。 僕の人生哲学なんかにはきっとみなさん興味が無いと思いますし。  

IMG_20160201_121809 おいしそうでしょう?このなかにハズレがあります!(苦笑)

それではまたどうぞ〜。

明日からミャンマー!プレッシャーとワクワクと。

明日2016/01/23からミャンマーに赴任します。 ヤンゴンで駐在として10年位働くつもりです。 (冗談です。とりあえず1年。でも特にトラブルがなければ2〜3年はいると思います。)

今の心境を述べます。主に決意表明的なものです。

<やりたいことを、やりにいく> 昨今、自分のやりたいことをやるのが人生の成功だみたいな話をよく聞きます。 アタリマエのことだと思います。他人の人生を生きてもしょうがないですね。 僕もそのように考えてます。誰かのために、なんて言うのは、自分の人生をすり減らすことになるんじゃないかと。 自分のやりたいことのためになんでも利用してやろうと思っています。

これは多分考え方として今でもそう思いますし、これからもそう思って生きてくでしょう。 ミャンマーでやりたいことやって楽しみながらのし上がりたい!」 ということが今の目標です。

【優先順位】 1.自分がやりたいと思う仕事をして楽しむ。 2.ミャンマー初めとした、まだ所得の低い人たちが海外と戦えるようになる手伝いをする。 3.日本に旅行するミャンマー人を増やす。 4.自分が儲ける。←結果としてここを目指す。

まずは、異国文化の場で自分にどんなビジネスができるのかということを試し、トライ・アンド・エラーを楽しむ。 ミャンマーの人たちにできるだけの価値を提供しようと思います。 (内容はもちろん自分がやりたいと思う、社会貢献になる仕事。)

儲けられて元手が増えれば、やれることも増えてくると思ってます。 (マインドが似た人と協力してやれることは自分にお金がなくてもできますね!)

とりあえずの目標は年収3,000万円です。ミャンマーで言えば3億Kyat(チャット)ということになりますね。 売上ですと5億くらい必要でしょうか。利益率はやることによると思いますが。 それだけの価値を世の中に自分が提供できるまでアジアで頑張ります。 そこまで行ったら、多分見える景色が違うはずなので、また考えは変わると思います。

求められていることを見つけて、それを埋めていく。想定以上の価値を提供して、おこぼれ(利益)を貰う。 この繰り返しを出来る限りやっていけば、とりあえずお金は稼ぐことができるんじゃないかと考えています。 実践するのはこれからなので、「やりたい」を「やってみた」にして、このブログに書いていきたいと思います。

<僕の仕事は誰のものか?> しかしながら、今回は会社のお金で行くわけです。当然のことながら現状僕はお金を稼いでいません。 貯めた金で行くわけでもありません。

会社で働くということ、自分が給料をもらいながらミャンマーに赴任させて貰う立場で、 大事なことは、まず身近な人たちにリターンを返すことだと思います。 (最終的には株主に返さなければならないですね。でもまあそこは結果としてということで。)

正直、1月4日から働き始めて、中旬には行けるって話だったので、割と気が焦っていました。 結局は23日に赴任だよと8日くらいに通達されまして、ちょっと遅いなあと思いました。 でもこの一ヶ月、会社のことをよく知ることができてよかったなと思います。

改めて実感したんですが、僕の給料は、会社の仲間達が稼いできたお金です。 僕は彼らに投資されている立場です。 リターンを返さなければなりません。 でもそれは、義務だというよりも、純粋に、「人の期待に応えたい」という気持ちからです。

僕がやりたいことやるのにミャンマーに行くのをいろんな人が助けてくれてます。 僕がやることを楽しみにしてくれている人がいます。 なので、

僕が楽しむことを、みんなが楽しんでくれるように、働きたいと思います。

長くなりました。 ということで、行ってまいります! ヤンゴンにお越しの際はご連絡下さい!

抱負ってのが1年かけての目標だとすると、悠長な目標だよね。

2016年もはや5日。いかがお過ごしでしょうか。 本日は、「責任を負って抱く目標」:抱負について。

【抱負の意味】 今年の抱負は?って言ったり聞かれたりしてる今日この頃。 そういえば毎年抱負を決めてるはずなんだけど去年はなんだったかな、、、まあ忘れたので忘れよう。 ってな感じで毎年意味のない抱負を述べる。 ↑はじめに戻る。

いやいやそれは無駄だろう。貧乏性な僕としてはできるだけ無駄なことはしたくない。

で、そもそも抱負の意味って何よとググると、以下リンクが詳しい。 抱負の意味 つまりは 「責任を負って抱く目標」 ということになる。

なるほど。今まで毎年述べてきた抱負は、そもそも抱負ですらなかったわけだ。 今年はブログを始めたのでここに記録が残る。つまり忘れることができない。少しは責任を取ろうという気になるので抱負になると思う。

【2016の抱負】 1.健康に過ごす。 今月からミャンマーに行くわけで、やっぱり環境変化と衛生面に特に気をつけないといけない。そしてこれがちゃんとしてないと何もできなくなる。のでこれが第一! 具体的には、一度も病気をしない。

2.お金を稼ぐ。 今回のミャンマー赴任は、投資をされて行くようなもので、良くも悪くも僕次第で結果が左右される。現状では金食い虫なので、これをとにかくひっくり返す必要がある。主に僕の精神衛生上。あとは「自分で稼ぐ」って感覚を身に付けたい。仕事をお金にする過程をしっかり体験する。 具体的には、自分の給料分くらいは最低限稼ぐようにする。

3.ビルマ語を話せるようになる。 絶賛勉強中だけども、単語が全く読めないのと、覚えにくいのと、教材が少ないので苦戦中。まあとにかくたくさん友達作って話すしかないと思っている。加えて難し目の文章も読めるように。ビジネスするのでね! 具体的には、ミャンマー語でどっかでビジネスについてのプレゼンをする。

【目標の達成期限】 で、1以外については今年中に。。。ってのは悠長だという話。なるはやで!明日にでも。って感じで! 達成できたらまた他のやりたいことでアップデート。

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[初詣] 昨日は神田大明神様にて今年の商売繁盛をお祈り。昨日から働くことになった会社のメンバーと。 有名な商売の神様のお社。初めて行ったんだけども、こんなに混んでるのかと。 幸い、会社での祈願だったので、一般参拝者とは別のルートから賽銭箱の奥まで入り込んで祈祷できた。 鈴でシャンシャンシャンとやっていただいた。 貴重な体験だったと思う。社長、ありがとう!

ミャンマーで働くことにした。2016年1月中旬から。

正式に内定出たのでご報告。

<働く>
ミャンマー人10人位の会社で唯一の日本人として。
WebサービスとかWeb広告とか。SI的なこともする予定。
・一応某日本のIT会社に所属して、駐在員という形で。
・来月半ばにはミャンマーにいる予定。今ビザとか保険とか色々準備してる。
・とりあえず2、3年は働く予定。
・場所はヤンゴン

なぜ?といわれたら、なんでか自分でもわからない。というのが正直なところ。
強いて言えば直感。なんか面白そうなので。

<一応、現時点での理由>
【安全】
 3ヶ月前の9月頃、2週間位ミャンマー滞在して、現地を色々下見したわけなんだけど、とりあえず首都ヤンゴンでも、街中であまり危険な感じはしなかった。だいたい人も親切。タクシーの運ちゃんは割とぼったくろうとするけど。まあ、途上国では多分に安全な方だと思う。
【面白そう】
 まあミャンマーでも数少ないであろうITベンチャーの会社だし。まあミャンマーに行く事自体ベンチャーだしね。ワクワク感が半端ない。
【これから伸びそう】
 アウン・サン・スー・チーさんの率いるNLDが勝利したのは最近のホットな話。日本もかなりこれから噛んでいくらしいし。
 そもそも軍事政権前から結構日本とはつながりがある国である。
東南アジアの途上国で働くことに憧れがあった。】
 なんか東アジアを一緒に盛り上げていけたらいいなと最近思っていた。

<決定までの流れ>
 たまに直接あった人には話してたんだけど、途上国のネットインフラには常々興味を抱いていた。今もそう。
→ただ、そこらへんをやるには多少なりとも資金が必要、ってのがあって、今ほぼ無一文の俺はクラウドファンディングとかやらないといけない。
→ただ、何のアイデアがあるわけでもなく。そもそも現地の情報がほぼ皆無。実際のニーズとかわからないよね。
→とりあえず現地で働きながら色々調べたい。
ミャンマーWebサービスの会社で俺を必要としてくれるところがあった。←今ここ

<奇なるは人の縁>
決定にあたって、一番でかいのはやっぱり人の縁なんだと思う。
今回所属する会社の社長とは、パプア行く前に会っていて、その人がまずミャンマーについての興味関心を俺の中に芽生えさせてくれた。
パプアから帰ってきたら、実際にミャンマーでプロジェクトが動いているとのこと。
タイミングとか、色々が合わさっての今回の決定になったんだなと思う。
人生わからないもんだなあ。2年半くらい前まではミャンマーのことなんてほぼ何も知らなかったのに。


、、、こう書いてみるとまあ、色々と理由はあるね。多分必然ということだ。
と、いうことでミャンマーイッテキマースε=ε=ヾ(●´Д`)ノ
ヤンゴンに来る際にはぜひご連絡を!

データで共進化する社会。幸福度は機械で測ることができる。

こんなに面白い本を久しぶりに読んだ。
データに裏打ちされた事実というものは、得てしてSFより興奮するものだ。
多くの人が必読だと思う本書。僕の稚拙な書評なんかを読む暇があるならこちらをさっさと読んだほうが幸せになれるだろう。
データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則


<概要・感想>

ざっくりいえば、データを利用して現実世界を良くしていこう。という話。
最近よく聞く感があるところだが、ひと味もふた味も違うので、是非一通り読んでもらいたい。
重要だと思ったのは、以下の点

1.人の身体情報はわりと簡単に集めることができる。
2.人の活動には、物理学の法則が当てはめられる。
3.幸福度は身体活動の活発さに相関する。
4.身体情報は幸福度(活発度)を測ることができる。
5.データは機械に分析させて仮説まで作らせるべき。
6.身体情報を加えたデータは組織の業績に直結する。
7.日立って結構すごいことしてんだな。

これまでの社会で収集が困難であった人の情報。これがウェアラブルセンサによって集められるようになってきている。
左手にセンサをつけるだけで結構有用なデータが得られるようだ。
もちろん、今までにも、SNSや検索などのデータは収集されて、Web上のデータはかなり集まってきている。
俗にいう、”ビッグデータ”というやつだ。
しかし、日中の仕事時など、”リアル”においての情報というのは多分、全くと言っていいほど集まっていないんじゃないか。
ここに踏み込み、実用化まで持って行っているのが本書の著者を含むグループである。


<企業におけるデータの利用>
企業におけるITの活用といえば、ペーパーレスになったり、ワークフローが簡略化したり。企業内SNSだったり。
確かに便利になっている。煩雑なものが簡単になっている。
しかし、果たしてそれで業績が向上したか?というと、なんとなく便利になったね。で終わっているところも多いんじゃないか。
ITの導入によって確かにコストは下がるかもしれないが、その副次的な効果で何が起こっているかというのはよくわかっていない。

”本当に”コミュニケーションが円滑になったか
”本当に”受注率が増えたか
”本当に”新たなイノベーションが増えたか

今までのITの活用方法では、特定の作業の効率を高めることはできる。
が、企業の業績が(売上が)上がったかどうか、というのはデータとして出しにくいところであったように思う。
対して、ウェアラブルセンサを利用したデータを活用すれば、業績に直結するような効果を上げることが可能だということだ。
本書内の例をひとつ上げれば、あるショッピングセンターのある場所に従業員を配置するようにしたら、顧客単価が15%も上がったということである。


<これからどうする、どうなる>
この技術、世界を変える予感がすると思ったのは僕だけではないだろう。
ウェアラブルデバイスがもっと一般化すれば、世界はより良い方向に向かうんじゃないか。
そんな可能性を感じている。

データによってコンピュータが仮説を作り、それを人間が実行することで新たなデータが得られる。
このサイクルを回していけば、かなりの業績向上が得られるんじゃないかという夢の様な話であるが、説得力もあるのが本書である。
同時に人間の幸福度(活発度)も上がるというからいいことだらけだ。

自分の一日の活動を測り、そのデータを自分自身の生活向上に役立てられるようなアプリケーションが出てくれば、個人的に使う人が増えるんじゃないかと思っている。
健康管理、幸福度の向上、仕事のアウトプット向上まで役立てられるとなれば、使わない手はないだろう。

個人的にはそのようなアプリケーションが利用できるのであれば一刻も早く手に入れたいが。
実用化、普及が早く進むことを願っている。

人生って、芸術作品なんだと思う。『火花』読了。

なんか又吉って名前は聞いたことあったけど、そんな人が芥川賞
またメディアが無理やり盛り上げようとしてるだけっしょ?

読む。

途中で結構な回数吹く。
そして最後泣いた。
まあ、そうなるだろうと思ってたよ。俺って人間は単純だからね。


<概要と感想>
お笑い芸人がどう生きるか、芸人とは何か、というようなことがテーマなんだと思うんだけど、
それを軸に、またひとつ他の人の人生に触れられた気がして、いい小説だなと思った。

小説の中でよく出てくるのが、既存の世界を壊すことによって、笑いを産もうとする。というような場面。
一つ例を上げれば、別れ話をしているカップルの目の前で、イチモツを勃起させようと荒い画素のエロ画像を真剣に見る。というような。
こんな場面でも笑いというものを考えてしまう、お笑い芸人の性というものが、滑稽にも見える一方、ひどく悲劇的にも感じられる。
これを面白いと思うかどうか、は主観によるのであるが、その行為は、実に芸術的だなと、僕は思った。


<考えたこと>
芸人という人たちについて僕が考えるに、彼らは、自分の生まれ持ったもの、それを才能と呼ぶか人間性と呼ぶかはわからないけれど、それそのものを武器にして生きているんだなあ、ということ。
それは、すごく大変だろうなと思う反面、憧れを感じる。

よろず芸(術)というのものを仕事にする人は、その作品で自分を表現する。
だから、作品に注がれるのは、その人の、全てなんだと思う。

でも、芸術家にかぎらず、いつの世も、尖っている人間は理解されにくい。
多分そういう人は、新しすぎるか、逆に古い頭の頑固者なんだろう。
時代に合わせてうまいことやるのが処世術というなら、それはきっと周りとそんなに変わらないわけで。
求められるものをやるならば、それは自分じゃなくても誰かがやってくれることであり、その人生は一つの芸術作品には成り得ない。

自分という人間を、疑問を持たずに貫ける人。圧倒的な自負心。そんな人間ににシビれる、憧れる。


<この先のこと>
僕は多分、そこまで自分の才能とか、人間性とか、僕から出てくるものだけを、信じることができていない。
今は、人に認めてもらえるような、人が求めているようなことを、やろうと思っている。
でもできるだけ、自分のやりたいことをそのものとしてぶつけられるようになりたいな。と思う。

最終的に、自分の人生全部ならば、芸術家の作品にも対抗できると思うんだ。
大量生産の製品にはなりたくない、と思うから、出来る限りのいろんな形で、表現していこうと思う。
火花

大阪→東京ヒッチハイクしてみた

やりたいことをやってみようキャンペーン開催中。

兼ねてより、やってみたいと思っていたヒッチハイク
大阪→東京まで。良い体験だったと思う。

<効能>
・度胸がつく
・人の優しさに触れられる。
・金なんか無くともいろんなことができるということが体験としてハラオチする。
・普通に生活していたんじゃ出会わないであろう人に出会える。

<難点>
・正直時間はかかる。一日がかりである。実際、朝6時ころから始めて着くのは夕方だった。
・到着時間が読めない。最悪PAとかで一夜を明かす覚悟も必要。


確かにお金はかからないが、いまどき東京↔大阪間で片道2500円の深夜バスがあるということも考えると、ほぼ金銭的なメリットはないと言っていいだろう。
時間がかかるぶん、道中の食事代はかさむし。SAのご飯てなんか美味しく感じちゃうんだよね。めっちゃ高いんだけど。


しかしながら、なんといっても知らない人との会話は楽しい。これは人によると思うが。
断られてもへこたれないで次を探さざるをえないので、度胸がつき、もし達成すれば多分一皮むける。
俺もちょっとむけた気がする(∩´∀`)∩ワーイ
なんなら営業の研修とかでやったらいいと思う。(まあいろんなリスクも伴うので会社じゃ公式にはやれんだろうけど)


ヒッチハイクにはいくつかポイントがある。
いろんなところに書いてあるけども、僕の考えるものは以下。

・さわやかな笑顔。
・大きな声。
・数撃ちゃ当たる。
・めげない。
・高速のPA、SAは捕まえるのが楽。(というか今回これしかやってない)

どう声をかけるか。
僕の場合は、大体の場合で、東京方面のナンバーの車がエンジンをかけるのを待って、すかさず運転席をコンコンしてから
「こんにちは。東京までヒッチハイクしてるんですが、スペースありませんでしょうか?よければ乗せていただきたいんですが。」
というようにお願いした。


今回のルートは以下のとおり。
吹田SA(大阪)→草津PA(滋賀)→御在所PA(名古屋)→浜名湖SA→東京IC→高井戸駅(杉並区)

まずは朝早くに吹田SAへ。吹田SAまでは電車→徒歩で。従業員入り口からおじゃまさせてもらった。
声掛け最初はちょっと緊張したが、二台目ですんなり乗せてくれる方がいた。「あ、いいですよ!」とのこと。
美術教師をやっているという40代男性。滋賀に帰るところだというので、とりあえず草津まで。
僕が「記念すべき僕史上初のヒッチハイクを飾る方です。」と述べると、彼は以前にも一人乗せたことがあるとのこと。
へえ、いるもんなんだなあ。とそんな話をしながら30分位はあっという間に過ぎ、草津で感謝を述べて別れる。

草津でも、5台目くらいで捕まった。
28、29の男性二人組。レンタカーで二人で旅した愛媛からの帰りだという。名古屋まで行くというので、その手前の御在所まで。
これも一時間くらいで。道中ケミストリーのみで過ごした。同年代だったのでしょうもない雑談しかしていない。楽しかったが内容は忘れた。
御在所で降ろしてもらい、またどこかで!とノリで無責任な別れを述べる。

御在所が結構大変で、20台位声をかけるハメになった。
敗因はわかっている。
”女性のグループに声をかける”という僕の戦略ミスによるものであろう。
先2台の成功で若干調子に乗り、慣れてきたので、どうせなら女の子とおしゃべりしながらのほうがいいだろうと欲を出したわけだ。
そらまあ、男がいきなり声かけてきたら怪しいか。(僕がもう少しイケメンだったら結果は変わっていたんだろうか、、、?)
結局、それを諦めたところすんなり捕まる。
男性25歳。引っ越しのため大阪から静岡に移動中ということだ。
転職のため古巣の静岡に帰るということだったが、実はお笑い芸人になりたいんだというような人生相談を受けた。
1時間半ほどだったか。やりたいことをやらないと人生後悔するよ。絶対やったほうがいいって!と無責任なハッパをかける。
次に合うときはテレビでだな。などと言って別れた。あ、でも俺ほとんどテレビ見ないや。ネットで動画配信してくれるといいな。

さて、浜名湖。ここも意外と捕まらない。
ここで、東京行きの長距離トラックにもチャレンジ。ヒッチハイクといえば長距離トラックの運ちゃんだろ!ということで。
が、万が一が起こった時に、保険の関係などでまずいことになるので、便乗は会社に止められていると言うようなことを言われて尽く断られてしまった。
そんなこんなもあり、20台くらい声をかけてやっとつかまる。
練馬在住の60過ぎのおじさん。ラルフくんという犬を連れていた。九州から東京までの帰り、二人(一人と一匹)旅の3日目ということだ。
一気に練馬まで乗せて行ってくれるということで、かなり嬉しい!
途中犬を遊ばせるので何回か停まるよ、ということだったがこっちとしても犬は大好きなので無問題だ。
道中、僕がパプアに行ってたりアジア旅してたことだったり、政治のことだったり、日本のこれからの教育のことだったりを話した。
あっという間に3〜4時間が経つ。
高速を降りてしばらく行ったところの高井戸駅前で降ろしてもらう。
近いわけだし、また会いましょう!なんて言って別れる。うん、またラルフくんに会いに行こう。


以上。


案外やってみればどうにかなるもんだ。ということが体験としてわかった。
結構労力も時間もかかるので、暇のある人じゃなければできない方法ではあるが、人生で一度くらいはやっておくと、
万が一の時に人に頼る、という選択肢を考えられるようになるんじゃないかと思う。
あとは、断り続けられたときに乗せてくれる人が見つかると、言いようのない幸福感を感じられる。ドMにオススメだ。


※注※
女の子一人なんかだと、危ないこともあるという話を聞いたので、女の子がやる場合は二人以上の方がいいと思う。


乗せてくれた皆さん、本当にありがとうございました!
またどこかで!
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