はまー in Asia

抱負ってのが1年かけての目標だとすると、悠長な目標だよね。

2016年もはや5日。いかがお過ごしでしょうか。 本日は、「責任を負って抱く目標」:抱負について。

【抱負の意味】 今年の抱負は?って言ったり聞かれたりしてる今日この頃。 そういえば毎年抱負を決めてるはずなんだけど去年はなんだったかな、、、まあ忘れたので忘れよう。 ってな感じで毎年意味のない抱負を述べる。 ↑はじめに戻る。

いやいやそれは無駄だろう。貧乏性な僕としてはできるだけ無駄なことはしたくない。

で、そもそも抱負の意味って何よとググると、以下リンクが詳しい。 抱負の意味 つまりは 「責任を負って抱く目標」 ということになる。

なるほど。今まで毎年述べてきた抱負は、そもそも抱負ですらなかったわけだ。 今年はブログを始めたのでここに記録が残る。つまり忘れることができない。少しは責任を取ろうという気になるので抱負になると思う。

【2016の抱負】 1.健康に過ごす。 今月からミャンマーに行くわけで、やっぱり環境変化と衛生面に特に気をつけないといけない。そしてこれがちゃんとしてないと何もできなくなる。のでこれが第一! 具体的には、一度も病気をしない。

2.お金を稼ぐ。 今回のミャンマー赴任は、投資をされて行くようなもので、良くも悪くも僕次第で結果が左右される。現状では金食い虫なので、これをとにかくひっくり返す必要がある。主に僕の精神衛生上。あとは「自分で稼ぐ」って感覚を身に付けたい。仕事をお金にする過程をしっかり体験する。 具体的には、自分の給料分くらいは最低限稼ぐようにする。

3.ビルマ語を話せるようになる。 絶賛勉強中だけども、単語が全く読めないのと、覚えにくいのと、教材が少ないので苦戦中。まあとにかくたくさん友達作って話すしかないと思っている。加えて難し目の文章も読めるように。ビジネスするのでね! 具体的には、ミャンマー語でどっかでビジネスについてのプレゼンをする。

【目標の達成期限】 で、1以外については今年中に。。。ってのは悠長だという話。なるはやで!明日にでも。って感じで! 達成できたらまた他のやりたいことでアップデート。

IMG_3100

[初詣] 昨日は神田大明神様にて今年の商売繁盛をお祈り。昨日から働くことになった会社のメンバーと。 有名な商売の神様のお社。初めて行ったんだけども、こんなに混んでるのかと。 幸い、会社での祈願だったので、一般参拝者とは別のルートから賽銭箱の奥まで入り込んで祈祷できた。 鈴でシャンシャンシャンとやっていただいた。 貴重な体験だったと思う。社長、ありがとう!

ミャンマーで働くことにした。2016年1月中旬から。

正式に内定出たのでご報告。

<働く>
ミャンマー人10人位の会社で唯一の日本人として。
WebサービスとかWeb広告とか。SI的なこともする予定。
・一応某日本のIT会社に所属して、駐在員という形で。
・来月半ばにはミャンマーにいる予定。今ビザとか保険とか色々準備してる。
・とりあえず2、3年は働く予定。
・場所はヤンゴン

なぜ?といわれたら、なんでか自分でもわからない。というのが正直なところ。
強いて言えば直感。なんか面白そうなので。

<一応、現時点での理由>
【安全】
 3ヶ月前の9月頃、2週間位ミャンマー滞在して、現地を色々下見したわけなんだけど、とりあえず首都ヤンゴンでも、街中であまり危険な感じはしなかった。だいたい人も親切。タクシーの運ちゃんは割とぼったくろうとするけど。まあ、途上国では多分に安全な方だと思う。
【面白そう】
 まあミャンマーでも数少ないであろうITベンチャーの会社だし。まあミャンマーに行く事自体ベンチャーだしね。ワクワク感が半端ない。
【これから伸びそう】
 アウン・サン・スー・チーさんの率いるNLDが勝利したのは最近のホットな話。日本もかなりこれから噛んでいくらしいし。
 そもそも軍事政権前から結構日本とはつながりがある国である。
東南アジアの途上国で働くことに憧れがあった。】
 なんか東アジアを一緒に盛り上げていけたらいいなと最近思っていた。

<決定までの流れ>
 たまに直接あった人には話してたんだけど、途上国のネットインフラには常々興味を抱いていた。今もそう。
→ただ、そこらへんをやるには多少なりとも資金が必要、ってのがあって、今ほぼ無一文の俺はクラウドファンディングとかやらないといけない。
→ただ、何のアイデアがあるわけでもなく。そもそも現地の情報がほぼ皆無。実際のニーズとかわからないよね。
→とりあえず現地で働きながら色々調べたい。
ミャンマーWebサービスの会社で俺を必要としてくれるところがあった。←今ここ

<奇なるは人の縁>
決定にあたって、一番でかいのはやっぱり人の縁なんだと思う。
今回所属する会社の社長とは、パプア行く前に会っていて、その人がまずミャンマーについての興味関心を俺の中に芽生えさせてくれた。
パプアから帰ってきたら、実際にミャンマーでプロジェクトが動いているとのこと。
タイミングとか、色々が合わさっての今回の決定になったんだなと思う。
人生わからないもんだなあ。2年半くらい前まではミャンマーのことなんてほぼ何も知らなかったのに。


、、、こう書いてみるとまあ、色々と理由はあるね。多分必然ということだ。
と、いうことでミャンマーイッテキマースε=ε=ヾ(●´Д`)ノ
ヤンゴンに来る際にはぜひご連絡を!

データで共進化する社会。幸福度は機械で測ることができる。

こんなに面白い本を久しぶりに読んだ。
データに裏打ちされた事実というものは、得てしてSFより興奮するものだ。
多くの人が必読だと思う本書。僕の稚拙な書評なんかを読む暇があるならこちらをさっさと読んだほうが幸せになれるだろう。
データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則


<概要・感想>

ざっくりいえば、データを利用して現実世界を良くしていこう。という話。
最近よく聞く感があるところだが、ひと味もふた味も違うので、是非一通り読んでもらいたい。
重要だと思ったのは、以下の点

1.人の身体情報はわりと簡単に集めることができる。
2.人の活動には、物理学の法則が当てはめられる。
3.幸福度は身体活動の活発さに相関する。
4.身体情報は幸福度(活発度)を測ることができる。
5.データは機械に分析させて仮説まで作らせるべき。
6.身体情報を加えたデータは組織の業績に直結する。
7.日立って結構すごいことしてんだな。

これまでの社会で収集が困難であった人の情報。これがウェアラブルセンサによって集められるようになってきている。
左手にセンサをつけるだけで結構有用なデータが得られるようだ。
もちろん、今までにも、SNSや検索などのデータは収集されて、Web上のデータはかなり集まってきている。
俗にいう、”ビッグデータ”というやつだ。
しかし、日中の仕事時など、”リアル”においての情報というのは多分、全くと言っていいほど集まっていないんじゃないか。
ここに踏み込み、実用化まで持って行っているのが本書の著者を含むグループである。


<企業におけるデータの利用>
企業におけるITの活用といえば、ペーパーレスになったり、ワークフローが簡略化したり。企業内SNSだったり。
確かに便利になっている。煩雑なものが簡単になっている。
しかし、果たしてそれで業績が向上したか?というと、なんとなく便利になったね。で終わっているところも多いんじゃないか。
ITの導入によって確かにコストは下がるかもしれないが、その副次的な効果で何が起こっているかというのはよくわかっていない。

”本当に”コミュニケーションが円滑になったか
”本当に”受注率が増えたか
”本当に”新たなイノベーションが増えたか

今までのITの活用方法では、特定の作業の効率を高めることはできる。
が、企業の業績が(売上が)上がったかどうか、というのはデータとして出しにくいところであったように思う。
対して、ウェアラブルセンサを利用したデータを活用すれば、業績に直結するような効果を上げることが可能だということだ。
本書内の例をひとつ上げれば、あるショッピングセンターのある場所に従業員を配置するようにしたら、顧客単価が15%も上がったということである。


<これからどうする、どうなる>
この技術、世界を変える予感がすると思ったのは僕だけではないだろう。
ウェアラブルデバイスがもっと一般化すれば、世界はより良い方向に向かうんじゃないか。
そんな可能性を感じている。

データによってコンピュータが仮説を作り、それを人間が実行することで新たなデータが得られる。
このサイクルを回していけば、かなりの業績向上が得られるんじゃないかという夢の様な話であるが、説得力もあるのが本書である。
同時に人間の幸福度(活発度)も上がるというからいいことだらけだ。

自分の一日の活動を測り、そのデータを自分自身の生活向上に役立てられるようなアプリケーションが出てくれば、個人的に使う人が増えるんじゃないかと思っている。
健康管理、幸福度の向上、仕事のアウトプット向上まで役立てられるとなれば、使わない手はないだろう。

個人的にはそのようなアプリケーションが利用できるのであれば一刻も早く手に入れたいが。
実用化、普及が早く進むことを願っている。

人生って、芸術作品なんだと思う。『火花』読了。

なんか又吉って名前は聞いたことあったけど、そんな人が芥川賞
またメディアが無理やり盛り上げようとしてるだけっしょ?

読む。

途中で結構な回数吹く。
そして最後泣いた。
まあ、そうなるだろうと思ってたよ。俺って人間は単純だからね。


<概要と感想>
お笑い芸人がどう生きるか、芸人とは何か、というようなことがテーマなんだと思うんだけど、
それを軸に、またひとつ他の人の人生に触れられた気がして、いい小説だなと思った。

小説の中でよく出てくるのが、既存の世界を壊すことによって、笑いを産もうとする。というような場面。
一つ例を上げれば、別れ話をしているカップルの目の前で、イチモツを勃起させようと荒い画素のエロ画像を真剣に見る。というような。
こんな場面でも笑いというものを考えてしまう、お笑い芸人の性というものが、滑稽にも見える一方、ひどく悲劇的にも感じられる。
これを面白いと思うかどうか、は主観によるのであるが、その行為は、実に芸術的だなと、僕は思った。


<考えたこと>
芸人という人たちについて僕が考えるに、彼らは、自分の生まれ持ったもの、それを才能と呼ぶか人間性と呼ぶかはわからないけれど、それそのものを武器にして生きているんだなあ、ということ。
それは、すごく大変だろうなと思う反面、憧れを感じる。

よろず芸(術)というのものを仕事にする人は、その作品で自分を表現する。
だから、作品に注がれるのは、その人の、全てなんだと思う。

でも、芸術家にかぎらず、いつの世も、尖っている人間は理解されにくい。
多分そういう人は、新しすぎるか、逆に古い頭の頑固者なんだろう。
時代に合わせてうまいことやるのが処世術というなら、それはきっと周りとそんなに変わらないわけで。
求められるものをやるならば、それは自分じゃなくても誰かがやってくれることであり、その人生は一つの芸術作品には成り得ない。

自分という人間を、疑問を持たずに貫ける人。圧倒的な自負心。そんな人間ににシビれる、憧れる。


<この先のこと>
僕は多分、そこまで自分の才能とか、人間性とか、僕から出てくるものだけを、信じることができていない。
今は、人に認めてもらえるような、人が求めているようなことを、やろうと思っている。
でもできるだけ、自分のやりたいことをそのものとしてぶつけられるようになりたいな。と思う。

最終的に、自分の人生全部ならば、芸術家の作品にも対抗できると思うんだ。
大量生産の製品にはなりたくない、と思うから、出来る限りのいろんな形で、表現していこうと思う。
火花

大阪→東京ヒッチハイクしてみた

やりたいことをやってみようキャンペーン開催中。

兼ねてより、やってみたいと思っていたヒッチハイク
大阪→東京まで。良い体験だったと思う。

<効能>
・度胸がつく
・人の優しさに触れられる。
・金なんか無くともいろんなことができるということが体験としてハラオチする。
・普通に生活していたんじゃ出会わないであろう人に出会える。

<難点>
・正直時間はかかる。一日がかりである。実際、朝6時ころから始めて着くのは夕方だった。
・到着時間が読めない。最悪PAとかで一夜を明かす覚悟も必要。


確かにお金はかからないが、いまどき東京↔大阪間で片道2500円の深夜バスがあるということも考えると、ほぼ金銭的なメリットはないと言っていいだろう。
時間がかかるぶん、道中の食事代はかさむし。SAのご飯てなんか美味しく感じちゃうんだよね。めっちゃ高いんだけど。


しかしながら、なんといっても知らない人との会話は楽しい。これは人によると思うが。
断られてもへこたれないで次を探さざるをえないので、度胸がつき、もし達成すれば多分一皮むける。
俺もちょっとむけた気がする(∩´∀`)∩ワーイ
なんなら営業の研修とかでやったらいいと思う。(まあいろんなリスクも伴うので会社じゃ公式にはやれんだろうけど)


ヒッチハイクにはいくつかポイントがある。
いろんなところに書いてあるけども、僕の考えるものは以下。

・さわやかな笑顔。
・大きな声。
・数撃ちゃ当たる。
・めげない。
・高速のPA、SAは捕まえるのが楽。(というか今回これしかやってない)

どう声をかけるか。
僕の場合は、大体の場合で、東京方面のナンバーの車がエンジンをかけるのを待って、すかさず運転席をコンコンしてから
「こんにちは。東京までヒッチハイクしてるんですが、スペースありませんでしょうか?よければ乗せていただきたいんですが。」
というようにお願いした。


今回のルートは以下のとおり。
吹田SA(大阪)→草津PA(滋賀)→御在所PA(名古屋)→浜名湖SA→東京IC→高井戸駅(杉並区)

まずは朝早くに吹田SAへ。吹田SAまでは電車→徒歩で。従業員入り口からおじゃまさせてもらった。
声掛け最初はちょっと緊張したが、二台目ですんなり乗せてくれる方がいた。「あ、いいですよ!」とのこと。
美術教師をやっているという40代男性。滋賀に帰るところだというので、とりあえず草津まで。
僕が「記念すべき僕史上初のヒッチハイクを飾る方です。」と述べると、彼は以前にも一人乗せたことがあるとのこと。
へえ、いるもんなんだなあ。とそんな話をしながら30分位はあっという間に過ぎ、草津で感謝を述べて別れる。

草津でも、5台目くらいで捕まった。
28、29の男性二人組。レンタカーで二人で旅した愛媛からの帰りだという。名古屋まで行くというので、その手前の御在所まで。
これも一時間くらいで。道中ケミストリーのみで過ごした。同年代だったのでしょうもない雑談しかしていない。楽しかったが内容は忘れた。
御在所で降ろしてもらい、またどこかで!とノリで無責任な別れを述べる。

御在所が結構大変で、20台位声をかけるハメになった。
敗因はわかっている。
”女性のグループに声をかける”という僕の戦略ミスによるものであろう。
先2台の成功で若干調子に乗り、慣れてきたので、どうせなら女の子とおしゃべりしながらのほうがいいだろうと欲を出したわけだ。
そらまあ、男がいきなり声かけてきたら怪しいか。(僕がもう少しイケメンだったら結果は変わっていたんだろうか、、、?)
結局、それを諦めたところすんなり捕まる。
男性25歳。引っ越しのため大阪から静岡に移動中ということだ。
転職のため古巣の静岡に帰るということだったが、実はお笑い芸人になりたいんだというような人生相談を受けた。
1時間半ほどだったか。やりたいことをやらないと人生後悔するよ。絶対やったほうがいいって!と無責任なハッパをかける。
次に合うときはテレビでだな。などと言って別れた。あ、でも俺ほとんどテレビ見ないや。ネットで動画配信してくれるといいな。

さて、浜名湖。ここも意外と捕まらない。
ここで、東京行きの長距離トラックにもチャレンジ。ヒッチハイクといえば長距離トラックの運ちゃんだろ!ということで。
が、万が一が起こった時に、保険の関係などでまずいことになるので、便乗は会社に止められていると言うようなことを言われて尽く断られてしまった。
そんなこんなもあり、20台くらい声をかけてやっとつかまる。
練馬在住の60過ぎのおじさん。ラルフくんという犬を連れていた。九州から東京までの帰り、二人(一人と一匹)旅の3日目ということだ。
一気に練馬まで乗せて行ってくれるということで、かなり嬉しい!
途中犬を遊ばせるので何回か停まるよ、ということだったがこっちとしても犬は大好きなので無問題だ。
道中、僕がパプアに行ってたりアジア旅してたことだったり、政治のことだったり、日本のこれからの教育のことだったりを話した。
あっという間に3〜4時間が経つ。
高速を降りてしばらく行ったところの高井戸駅前で降ろしてもらう。
近いわけだし、また会いましょう!なんて言って別れる。うん、またラルフくんに会いに行こう。


以上。


案外やってみればどうにかなるもんだ。ということが体験としてわかった。
結構労力も時間もかかるので、暇のある人じゃなければできない方法ではあるが、人生で一度くらいはやっておくと、
万が一の時に人に頼る、という選択肢を考えられるようになるんじゃないかと思う。
あとは、断り続けられたときに乗せてくれる人が見つかると、言いようのない幸福感を感じられる。ドMにオススメだ。


※注※
女の子一人なんかだと、危ないこともあるという話を聞いたので、女の子がやる場合は二人以上の方がいいと思う。


乗せてくれた皆さん、本当にありがとうございました!
またどこかで!
f:id:hamakihito:20151125102725j:plain

センスがいいってどういうこと?

久しぶりに日本に帰ると、途端に自分の身だしなみを気にするようになって、オシャレ熱が再燃中。

僕は自分のことを、決してファッションセンスのいい人間だとは思っていない。だいたい自分で選んだ服は良くないらしい。褒められたことがない。

で、20歳くらいからやっているのが、付き合ってる彼女だとか、母親だとか、姉妹だとかに意見を聞いてみること。これをやり始めてからは、友達とかにも褒められることが多くなった。身近な人は、俺がどうしたらもう少し見た目が良くなるか、ということを常日頃から考えてくれているからだと思う。

なんでもそうかもしれないけど、結構自分のことって自分ではわからないもので、ファッションって最たるものだと思う。客観的に自分を見られる能力が必要。
そういえばファッションセンスのいい人って話してて面白かったり、鋭いこと言う人がいたりするかも。

スポーツなんかでも、センスのいいやつってやっぱり視野の広いやつなわけで。
結局は、なんかを俯瞰できるっていうのが才能=センスなんだと思う。
まわりの状況と自分の立場を瞬時に判断したりだったり、過去と現在と未来について分析して先の手を打ったりってことができる。

じゃあやっぱり視野の狭い人間は生来のセンスを持ってるやつには勝てないのか?

そもそもこのエントリ書こうと思ったのは、最近読んだこの記事がなるほどと思ったから。
必要なのはセンスではなく「技術」ですーーはじめに|一生使える「服選び」の法則|大山旬|cakes(ケイクス)


必要なのは、センスではなく技術。
最近この手の記事が増えてきてる気がする。今まで才能で片付けられて思考停止状態になっていたものを、再現可能なところに落とし込むってことが、いろんな分野で行われている。

現に僕は、自分のセンスを見限って、人に聞くという方法で自分のファッションをちょっと褒められる位のところまでもっていくことができたわけで。

俯瞰して、分析して、問題を見つけて、解決策を探す。これがセンスに対抗する方法だと思う。凡人は技術を身につけることである程度は勝てるようになるはず!

個人的には、文章力と、会話力と、決断力について技術を身につけたいなと思う次第。
あとは女の子の扱い方かなー笑

旅に出れば、受け身でいながら自分の知らない分野が拓ける。

ズドラストヴィチェ!はまーです。
旅ブログとなりつつあるこのブログ、まあ人生は旅であるとかなんとか。

表題のとおり、旅に行ってしまえば、勝手にいろんな情報が入ってくる。
ということに旅の中頃に気がついた。

旅行自体に関することだけに限らず、宗教とか経済とか政治に関する情報なんてのもたくさん。
旅先で出会う人の考え方は実に多種多様で、自分が知らない分野のことをたくさん教えてくれる。
自分が知ろうとしないこと、もしくは知りたくないことまでたくさん教えてくれる。

結構盛り上がる話題で、一番多く聞いたのは「結婚(もしくは恋愛)」についてだったりする。
まあ俺がアラサーだということもあいまって、必ずと言っていいほど話題になる。
ここってすごく経済観念とか宗教が関わってくるところなんだなということがよくわかった。
あと歴史的なこととか、地理的なことも関わってくるところ。
実際に現地の人の話を聞いて、なぜそうなってるのかをもっと知りたい、という欲求がたくさん生まれた。

あとは政治的なこととか経済的なこと。
中央アジアに行かなかったら、ロシアについてもっと学びたいだなんて思わなかったと思う。
日本がどういう外交関係を作ろうとしているかなんてことにも、考えを巡らせなかったと思う。
たくさん勉強したいことが増えた。


そもそもの旅の情報について、どこに行くか?なんかにしても、そこで会った人なんかから情報が勝手に得られるので、そんなに自分から調べなくても良い。
計画建てなんかは、逆に邪魔になるんじゃないかななんて思ったりもする。
アグレッシブに求めるよりも、その国にいる人から出てくる情報をもらうということを主眼においたほうが、きっと楽しめる。


ちなみに、この旅はものすごくいろんな人に情報面でも、ハード面でもお世話になった。
この体験も、かなり人生観を変えることができたんじゃないかと思う。
人に頼ることに対するハードルがだいぶ下がった気がする。
もともとあんまり人に頼りたくないっていうよくわからないプライドがあったんだけども、プライドなんて、緊急時にはケツを拭く役にも立たない。
体験したことを忘れず、これからも人に頼りながら、頼られながら生きていこうと思う。


通ったルートは下の通り。基本空路。タイ→ミャンマーバングラデシュ→ネパール→インド→キルギス→(ここだけカザフスタン経由の陸路)→ウズベキスタン
f:id:hamakihito:20151116234143p:plain

今回なんとなく旅に出て、結局異国で二ヶ月半過ごしたわけだけど、まあ楽しかった。
今まで旅になんてほとんど出たことがなかった僕としては未知なることの連続だったわけ。
異国で過ごした経験は、中国2週間、アメリカ2週間、パプアニューギニア1年7ヶ月。
うん、パプアは長かったんだけども、住んでいたわけなので、旅行という感じではなく。

今回の旅で旅が大好きになったので、また行こうと思っている。
今度はヨーロッパに、今回の旅行で友達になった奴に会いに行くつもり。
たくさんこの先の人生にやりたいことが増えた。いい旅だった!

.hatena-module-related-entries { display: none; }